「今日はなんだか気分が乗らないから、運動はお休みしよう」
「やる気が出ないから、今日は食事も好きなものを食べよう」
こうした“気分”を理由に行動を止めるのは、ダイエットが続かない最大の原因のひとつです。
一見、無理をしない自分に優しい判断のように思えますが、実は習慣化を妨げる危険な考え方です。
気分で行動を決めると習慣が崩れる
人間の気分は天気や睡眠時間、仕事のストレス、人間関係など、様々な要因で毎日変化します。
つまり、「気分が乗る日」を待っていたら、安定して行動できる日はほとんど訪れません。
ダイエットの成果は、特別な日の頑張りよりも毎日の小さな積み重ねで生まれます。
そのため、気分でやる・やらないを判断してしまうと、せっかくの積み重ねが簡単にリセットされてしまいます。
やる気は「行動してから」湧くもの
心理学でも、「やる気は行動の後に生まれる」と言われています。
気分が乗らなくても、とりあえず運動着に着替える、玄関まで歩く、ストレッチを1分だけ始める…こうした小さな行動がスイッチになり、次第に気持ちも動き出します。
「やる気が出たらやる」ではなく、「やり始めたらやる気が出る」という順番を理解することが重要です。
気分が乗らない日の工夫
気分がどうしても上がらない日でも、完全に休むのではなく**“軽めモード”**で行動するのがおすすめです。
- 普段30分のウォーキングを10分だけにする
- 筋トレの回数を半分にする
- 食事管理はおやつだけ制限する
このように、ゼロではなく“少しでもやる”ことが、習慣の途切れを防ぎます。
ポイントは「完璧にできなくても続ける」こと。続けることが自信と結果を作ります。
気分に左右されない仕組み作り
気分に左右されないためには、行動の自動化がカギです。
例えば、
- 朝起きたら必ず水を一杯飲む
- 夜の歯磨き前にスクワットを10回する
- 帰宅後すぐに運動着に着替える
こうした「条件反射のようなルール」を作れば、気分に関係なく体が動きます。
また、行動を記録する習慣をつけると、やらない日が続くことに自分で気づき、立て直しやすくなります。
気分が乗らないは一時的、結果は長期的
気分が乗らないのは一時的なものですが、行動をサボった結果は長期的に残ります。
たった一度のサボりでも、それが連鎖すると元の生活習慣に戻ってしまいます。
逆に、どんなにやる気がなくても“最低限の行動”を積み重ねれば、それが揺るぎない自信と成果に変わります。
当院なら、この言い訳を消すサポートができます
杉本接骨鍼灸院では、「気分が乗らない日」でも行動できる仕組みづくりを一緒に考えます。
- 生活習慣や性格に合わせた“やる気不要”のルール作り
- 気分が沈んだ日でもできる“最低限メニュー”の提案
- 継続のモチベーションを保つための定期フォロー
あなたが「今日はやめようかな」と思った瞬間に踏みとどまれるよう、具体的で現実的なサポートを行います。
もう気分に左右されるダイエットは卒業し、淡々と続けられる習慣を一緒に作りましょう。