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ボルダリングのケガの3つの原因とボルダリングを楽しむための対処法

 

ボルダリング好きな人はケガをしても登るんですけどね。痛みを抑えながら。笑
職業柄それはやめてほしいんですけど、気持ちはわかります。

だからこそ、ちゃっちゃっと治して、完璧な状態でクライミングを楽しんでください。

この記事では、多いケガの種類と原因、対処法について書いています。

まず、クライミングでケガをしたら「RICE」処置

急性のケガにはその場の応急処置をしましょう。
特に捻挫などでは「RICE」という処置があります。

R =安静、I =冷却、C =圧迫・固定、E =挙上という意味があります。多くのクライミングジムではアイシング用の氷や冷却スプレーが置いてあると思うので、遠慮なく使わせてもらうこと。

まずは安静にして、アイシング、テーピングなどで固定して動かさないようにする、そして患部に血流が過剰にならないように心臓の位置より高くしておくこと。

これがケガをしてすぐの応急処置です。

ケガをしないのが一番の予防ですので、次にあげるケガをしやすい状況にならないようにしてください。

ボルダリングするときに多いケガとは?

ボルダリングに限らず、クライミングというスポーツにはケガがつきものです。登っている最中の手足の動き(ムーブと言います)にはかなりの負担がかかりますので、指先や脚などのケガも多いです。

落下時にはふかふかのマットが下に敷かれていますが、落ち方が悪かったり、不意に落ちたりして受け身が取れないとケガをすることもあります。また、柔らかいマットがあるからこそ、無理に課題に挑戦してしまいケガにつながることもあります。

ボルダリングするときのケガの原因

ボルダリングでケガをする際の原因は大きく分けて3つあります。

原因

1.着地
2.手の動き(ムーブ)
3.足の動き(ムーブ)

①着地

高いところに登っていくスポーツだから、どうしても落下はつきものです。しかも、不意に落下してしまうと、受け身が取れなくて足をくじいたり、首から落ちたり、腰を強打したり、と様々なケガの原因になってしまいます。

強傾斜などでは、上の方から落下すると意外と壁から距離があり、人の近くに落下してしまうこともあります。特に飛びつくようなランジというムーブで飛びついた勢いのまま、とんでもないところまで離れてしまうこともあります。
その際に人と衝突することも可能性あります。
マットの範囲もはみ出してしまうこともありえます。

注意すべきは人やマットの位置を気をつける。
初心者のうちは無理なムーブはできるだけ避けて、自力で降りられるようにしておくこと。

余裕を持って飛び降りたつもりでも、捻挫や打撲なども起こる可能性はとても高いので、できるだけクライムダウンしてくるようにしましょう。

②ムーブ中の手の怪我

ホールドには様々は形があり、ゆっくりとスタティックに掴めば問題ないけど、飛びついたりデッドでホールを掴みに行った際に、突き指や指の関節の靭帯を負傷したりすることも十分にあります。

治療する仕事をしていますが、細かい関節の方が治りが悪いです。腰痛より突き指や指の関節の怪我の方がよほど触りたくないです。

ボルダリング中にはどこで負傷したのかわからないこともあります。気がつけば、指が晴れているなんてこともよくあります。これはホールドを掴んだ際に、大きな負荷が小さな関節にかかり、関節を支える靭帯や腱を負傷しています。この靭帯や腱は負傷してしまうと治りがかなり悪く、いつまでも痛みが残ってしまいます。
クライマーはこういう痛みを抱えながら、登っています。痛みがないからといって、治っているわけではないので、登るたびに痛みがぶり返し、さらに治りにく状態になっています。

クライマーさんは身に覚えがあるのでは?笑

③ムーブ中の足の怪我

ボルダリングには足の動きがたくさんあります。つま先をホールドに乗せるだけでなく、上体を起こすためにかきこんだり、体を安定させるためにヒールで乗ったり、目線より高いところに足を乗せるはいステップや、膝を落として乗るキョンというムーブなどがあります。足先や膝に全体重を乗せることもありますし、瞬間的に体重の何倍もの負荷がかかってしまうこともありますので、ケガをしやすくなっています。

スポーツの中でも、高いところに登る、ホールドという突起物が目の前にあるという特殊なスポーツです。だから、ケガが付いて回る物かもしれません。
しかし、予防することはできます。

ケガをしやすいときを知って予防する

ケガをしやすくなっているときは、注意が散漫になっていることが多いです。特に疲労感が強くなってくると、ケガをする確率も高くなります。

足を滑らせたり、掴んだつもりでも掴めていなかったり、そういう時にケガが多くなります。自己管理をしながら登るようにしましょう。

特に、週に3、4度登るという方は、クライミング終了時のクールダウンは入念に行ってください。ストレッチは最低でも10分は行ってください。
登る前よりも大切です!
でも、ほとんどの人はやらない!!

クライミング後のドリンクにも注意をしてください。

甘いものを飲むのではなく、クライミングの直後にグルタミンを15g、プロテインに混ぜて飲むようにしてください。グルタミンがなければBCAAでも構いませんが、グルタミンの方がよ体への吸収がよく、疲労回復に適しています。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。