ダイエット中、ふと「今日は頑張ったからご褒美の日にしよう」「今日は特別だから好きなものを食べよう」と思うこと、ありますよね。
一見、モチベーションを保つための前向きなリフレッシュのように感じますが、この“今日だけ”という甘やかしは、意外にもダイエット失敗の大きな原因になります。
今日だけが、なぜ危険なのか
人間は「例外」を一度許すと、その後も許しやすくなる性質があります。
心理学ではこれを「スリッパリー・スロープ効果(滑りやすい坂道)」と呼びます。
「今日だけ食べ過ぎても大丈夫」が、「昨日も食べたし、今日もいいか」に変わり、気づけば毎日の習慣になってしまうのです。
ご褒美が“罠”になるパターン
「甘やかす日」を作ること自体が悪いわけではありません。
問題は、そのご褒美の内容と頻度です。
- ケーキや揚げ物、アルコールなど高カロリーを大量に摂る
- “特別な日”が週に何度もある
- ご褒美の日の後、調整をしない
こうしたパターンが続くと、せっかくの努力があっという間に帳消しになってしまいます。
正しい“甘やかし方”
本来のご褒美は、頑張りを長く続けるための「心の栄養」です。
そのためには、甘やかし方にもルールを設ける必要があります。
- ご褒美は週1回までにする
- 高カロリーをドカ食いではなく、少量で満足する工夫をする
- 甘やかした翌日は必ず調整日を作る
例えば、ケーキならホールではなく1カット、揚げ物は小鉢程度にするなど、量のコントロールを意識しましょう。
ご褒美以外のリフレッシュ法を持つ
食べ物以外で「自分を甘やかす日」を作るのもおすすめです。
- 好きな音楽を聴きながら散歩
- 新しい服や小物を買う
- エステやマッサージに行く
- 映画や読書などの趣味に没頭する
食べ物以外で気分を満たせると、「ご褒美=食べ物」という固定観念が外れ、食べ過ぎのリスクが減ります。
「特別な日」の定義を見直す
誕生日や記念日など本当に特別な日以外に、“なんとなく特別扱い”していませんか?
疲れた日、頑張った日、友達と会う日…これらをすべて特別にしていたら、年間のほとんどがご褒美日になってしまいます。
特別扱いする日を減らすだけでも、ダイエット成功率はぐっと上がります。
当院なら、この言い訳を消すサポートができます
杉本接骨鍼灸院では、「今日だけは甘やかす日」がズルズル続かないよう、ルール作りと実行サポートを行っています。
- 食べてもリカバリーできる食事プランの提案
- ご褒美の頻度や内容をコントロールする方法
- 食べ物以外の満足感の見つけ方
- メンタル面での誘惑の乗り越え方
「今日だけ」を繰り返す生活から抜け出し、メリハリのある習慣に変えることで、着実に結果を出すお手伝いをします。
自分へのご褒美が成功の足かせにならないよう、私たちと一緒に正しい甘やかし方を身につけましょう。