インドの研究において以下の18種類の食品に含まれる栄養素・成分について、コロナに対する予防効果を調べられました。
この論文はプレプリントと呼ばれる、まだ確認の取れていない内容であることを先にお伝えしておきます。
ただ、予防につながれば良いかと思いご紹介します。
引用元:Identification of Dietary Molecules as Therapeutic Agents to Combat COVID-19 Using Molecular Docking Studies
https://www.researchsquare.com/article/rs-19560/v1
調べられた栄養素は以下の18種類
研究の対象になったのは以下の18種類です。
アリシン、アリイン、アピゲニン、ベータグルカン、クルクミン、ジアゼイン、EGCG、フェルラ酸、ゲニステイン、ジンゲロール、グルコサミン、アルファリポ酸、ミリセチン、フィコシアノビリン、ピペリン、ケルセチン、レスベラトロール、スルフォラファンとならべてもよくわかりませんよね。
緑茶に含まれるカテキンが一番優秀!
18種類のうち、コロナの予防に効果があったのは以下の通り。
緑茶に含まれるEGCGは食物の中で特に緑茶にもっとも多く含まれている抗酸化作用が強いカテキンです。
緑茶も紅茶も同じ茶葉から取れますが、発酵が進んでいる紅茶にはEGCGがテアルビジンに変換されているために含まれていません。
摂取推奨量は以下の通り
食物分子(DM) | 推奨される 毎日の摂取量 | 食料源に存在するDMの量 (100グラム) | 推奨頻度 | 推奨される準備 |
EGCG | 800mg | 7.38g グリーンティー | 4.5時間ごとに 1日3〜4回 | 淹れ方 熱湯で3分 |
クルクミン | 500 mg | 3.2g ターメリック | 1日3回 6.5時間ごと | 常温の牛乳と混ぜて |
アピゲニン | 3-10 mg | 1.2g カモミールティー | 12時間ごとに 1日2回 | 沸騰したお湯で 5-10分間 |
300 mg パセリ | ||||
ベータグルカン | 3-10 g | 全体で5.5 g 穀物オート麦# | 一日一回 | 水または牛乳で煮る |
全体で11 g 穀物大麦## |
食べ物でいうと?
EGCG
緑茶はお茶をいれて飲みましょう(^。^)
クルクミン
クルクミンはウコンを擦って乾燥させて粉末状にしたものです。粉末で購入できるので、少しぬるめの牛乳に溶かして飲むのがポピュラーな飲み方です。
アビゲニン
アビゲニンはパセリやセロリに含まれますので、サラダとして召し上がるのもありですね。
β-グルカン
β-グルカンはオートミールやもち麦に含まれていますので、朝食として、白米に混ぜて炊くなどもありです。
まとめ
今回の研究者たちの結論づけとして、レムデスビル、クロロキンといったCOVID-19の治療薬として候補に挙がっている成分よりも効果があったとしています。
結構、日常で手に入るもので殺到して買い占められて品薄になりにくいものが多いように思います。
テレビで過剰にやってしまうと別ですが、時間があるならお茶を入れてゆっくり一息着いてからお買い物に行きましょう。(^。^)
コロナが収束した後も、コロナは残ると言われています。
イメージとしてはインフルエンザの感染力強いバージョン。
ワクチンや治療薬である程度は抑えられるのでしょうが、コロナが身近になると、そうそうかかってられません。
冬がくるたびにインフレンザにかかっていられないのと同じように、コロナも予防しないといけません。
感染力が半端ないのだから、予防接種したうえで、さらに自己の免疫力も上げて行くべきです。そのためにはしっかりと普段口にするものを気をつけないといけません。