「1年くらい続くひざの痛みで、整形外科から手術を勧められたけど、どうしても趣味を諦めたくない!」
「好きな時にボーリングをしたいので、手術をするのは、最後の手段にしたい!」
この記事はひざ痛で手術を勧められたけど、痛みを緩和しながら趣味を楽しめている58歳女性の体験談を元に書きました。
この記事の編集者
柔道整復師、はり師・きゅう師 杉本接骨鍼灸院 院長 杉本敏男
北海道大学、アリゾナ州立大学を経て、柔道整復師の国家資格を取得、その後柔道整復師養成学校の立ち上げ、教員を経験ののち栄養をベースに健康になるための整体を広めている。
院長
「手術を勧められたけど、趣味のボーリングを続けたい!」変形性膝関節症
左のひざの関節が立ち上がるたびに、痛いということが1年位前からずっと続いていました。 痛みがひどくなり、娘に相談したところ、杉本接骨鍼灸院をさがしてくれました。
近所の整形外科でお医者さんにかかっていましたが、湿布を貼っているくらいでした。レントゲンで、関節の軟骨部分がすり減っていて、ひざの関節の間が狭くなってしまっているとの事。ゆくゆくは、手術をして、人工の関節にした方がよいと言われていました。そのときの説明は、「使い方次第で20年位はもつから」という事でした。
手術はいつでもできるから・・
しかし、趣味のボーリングが出来くなるということなので、手術をできるだけしなくていい方法を探していました。色々、試してみてダメなら手術をしようと覚悟を決めました。そんな時に、娘が探してきてくれたのが、杉本先生でした。
先生に、手術を勧められるまでの経緯をお話しして、杉本先生も「できるだけのことはやります。」とお言葉をいただいて、通院することを決めました。その間、整形外科にも通いながら、状態をみてもらっていました。
曲がりが良くなった!嬉しい!!
施術は30分程度で、たいした痛みもなく、「これで大丈夫かな?」という感じでした。
しかし、膝の曲がりが随分良くなっていることを実感できました。自宅でのストレッチや体操を指導してもらって、毎日できる範囲でやりました。最初の頃は少しきつかったのですが、先生がくださった動画を見本に頑張りました。
週1回の通院で2ヶ月経って
週に1回、通院をはじめて2ヶ月経ちました。順調に良くなってきたように思います。趣味のボーリングは月に1回程度に減らしていますが、サポーターをしながらだとなんとかできるまでになりました。
ひざの痛みはまだありますが、好きなことを諦めずに楽しめるので、満足しています。手術をするのは本当に最後で良いと思いました。
今は、杉本先生と整形外科のお医者さんに相談しながら、なんとかひざの痛みがない生活を取り戻せるよう、毎日を過ごしています。
ボウリングで痛みがある場所で変わる原因と対処法
ボウリングで手首が痛い時の対処法
ボウリングでは5キロ、6キロにもなるボールを思い切りスピンをかけて投げるので、手首にかかる負担が大きいです。なのでボウリングをしている方にもっとも多い怪我でもあります。
どうしても痛みが強い場合は、ボウリングを中止して、治療に専念したほうがいいです。
ボウリングのボールを投げるなどの、痛みは使いすぎによるものですので、治療が時間がかかってしまうことが多いです。中途半端に、ボウリングを続けながら治療をしても改善しません。
痛みが軽い場合には、ボウリングの前には準備運動やストレッチをしてウォーミングアップをするようにしましょう。さらにボーリング中もアイシングなどをしながらやって、炎症を抑えるようにしましょう。そして、ゲーム終了後もストレッチとアイシングをして炎症を抑えます。
ボウリングで背中が痛い時の対処法
ボウリングで背中が痛い時は、アプローチ時の体の上下運動が原因になることが多いです。6キロもあるボールを抱えながら、体を上下させるので背筋に負担がかかることにより起こってしまうことが多いです。
ゲーム前後のストレッチはもちろん、肩や首のストレッチも取り入れるべきです。胸椎、頚椎、肩関節は連動していますので、きちんとケアをすれば短期間で治ります。
ボウリングをする人の肘の痛みの対処法
ボウリングでは重いボールを支えるために肘に負担がかかってしまいます。使いすぎによる肘部の痛みは「肘部管症候群」と呼ばれます。ひどくなると痺れも訴えることもあります。痛みが強くなると握力も低下してしまうこともあり、結果としてボウリングを続けられなくなってしまいます。放置しておくと、握力が戻らないと言う最悪の事態も考えられるので、治療に専念してください。
ボウリングしたら親指が腫れて痛い時の対処法
ボウリングでは重いボールに親指、中指、薬指の3本だけ指をかけて、リリースしますので、投げ方が悪いと負担が大きくなってしまいます。特に親指にかかる負担が大きくなり、親指の伸展が強制されてしまいます。
その際に、靭帯が伸ばされて、ときには部分的に断裂を起こしてしまいます。
靭帯が伸びると炎症が起こり、炎症を抑えるために体が反応し、その部分び血液が集まります。そうすることで部分的に腫れてしまいます。
さらに、靭帯の部分断裂時には、毛細血管が破損し、出血して腫れてしまいます。
出血がない場合はしばらく安静にし、湿布やアイシングを行うことで治ることがほとんどです。しかし、出血がある場合は、精密な検査と適切な処置が必要です。まずは近くの整形外科や整骨院を受診して、専門家による適切な治療を受けてください。
ボウリング時に手首が痛くなる時の対処法
指と同じように手首にも負担がかかってしまいます。指の負傷の際と同じように、出血があるかないかで大きく処置や予後が変わってしまいます。皮下出血がみられる場合には、近くの整形外科や整骨院へ受診なさってください。
特に、ローダウンという投げ方をされる場合には、手首にかかる負担が大きくなりますので、十分にストレッチや準備運動をなさってからボウリングを楽しんでください。
まとめ
ボウリングはとても身近な楽しいレジャーのひとつですが、スポーツでもありますので、膝や腰、指、手首にかかる負担はとても大きくなります。
楽しい時間を過ごすためにも、準備運動は必ずした方が良いです。
もし、ゲーム後に痛みや腫れがある場合には、軽く考えずに、専門医もしくは近くの整骨院を受診なさってください。