ダイエット、肥満、糖尿病の専門外来、皮膚科の病院などで、ダイエット外来が設けられています。
そこへ行くと「ダイエットの薬」として処方されるのが『サノレックス』か『ゼニカル』という薬が多いです。
保険が効く人、効かない人の違いは、肥満度です。メタボリックシンドロームと診断されれば保険が効いて、安く購入できます。
が、ちょっと待ってくださいね。
本当に必要かどうかは、その効果と副作用をきちんと確かめてからでも遅くないですよ。
この記事では、「サノレックス」と「ゼニカル」の効果と副作用について、口コミを引用しながらお伝えします!!
食欲を抑える『サノレックス』とは?
一般名を『マジンドール』と言います。
効果は食欲を抑えることですが、その副作用は以下の通り。
参考:KEGG MEDICUS
精神神経系
神経過敏、激越、抑うつ、精神障害、振戦、幻覚、知覚異常、不安、痙攣、口渇感、睡眠障害、頭痛、脱力感、めまい、けん怠感、いらいら感、眠気、ふらつき
消化器
便秘、悪心・嘔吐、胃部不快感、腹部膨満感、腹痛、下痢
循環器
頻脈、胸痛、血圧上昇、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心不全、心停止、顔面潮紅、動悸 そう痒感 発疹
肝臓
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
泌尿器
尿困難 頻尿
その他
口中苦味感、発汗、性欲減退、脱毛、さむけ、咽頭不快感、月経異常
となっています。詳しくは、専門の医師か薬剤師にお問い合わせください。
個人的には、こんな副作用を抱えているものを、飲んで痩せなくても。と感じてしまいます。病的に太っていて、過食症などの自分の意思では抑えられない病気ではしかたないのかもしれません。しかし、せいぜい一般の人が痩せたい時に、使うものではないです。
それに、薬をやめた時のことを考えた方がいいと思います。薬のお陰で食欲を抑えられたとして、その『効き目がなくなった時のあなた自身』。どうですか?
薬を飲まなくなった後のことを考える
薬がなくても、食欲を抑えることができて、節制できていますか?
薬を飲むことは容易いです。しかも、そんなことで痩せられるなんて夢のようです。
そこに落とし穴があると真剣に考えてください。必ずリバウンドがきます。
なぜなら、薬の効き目がなくなって、食欲が復活した時にどうなるか?もしくは、食欲が戻れば、まだいい方かもしれません。副作用がどのように、あなたの体に現れているか、想像もできません。
かかりつけの医師は、そこまで責任を取ってくれるのでしょうか?あくまでも自己責任です。どんな薬にも副作用がありますので、きちんと確認してから服用するようにしましょう。※BMI35以上の方はサノレックス保険適応になります。
あくまでも、個人的な意見です。専門の医師によーーーく相談なさってくださいね。
ツイッターでのサノレックスの口コミ
サノレックスに関して、いくつかの口コミをピックアップしました。ここにはネガティブなものを取り上げました。痩せたという口コミも確かにありますけどね。この記事では、副作用について調べたいので。口コミは以下の通り。ツイッターで#サノレックスで検索できます。
今出てる副作用
・喉が乾く
・服用後に強烈な眠気
・夜中何度か眼が覚める#サノレックス— zz (@goisuuu3) 2018年2月24日
おはようございますちょっと間が空いちゃいました。便秘で死にそうですー
朝の測定 93.9kg(-2.6kg)
サノレックス開始から12日目こんなに便秘で悩むとは思わなかったー下剤出して貰えばよかったなぁ。#ダイエット垢さんと繋がりたい #サノレックス #ダイエット
— みやこ@サノレックス開始 (@Dietfighter96) 2017年12月31日
飲むと胃?胸?あたりがムカムカする。
食欲は多少減る。
仕事に支障はないけれど、休憩等の空いた時間があるとムカムカがちょっとしんどい。
錠剤が小さくて飲みやすいけど高い。 pic.twitter.com/Fe9MSykfCM
— ゴリ丸@ダイエット (@ruutotaidai) 2017年5月24日
ゼニカル(脂肪吸収阻害剤)
ゼニカルまたはオルリスタット(ジェネリック)と言います。この薬は脂肪の吸収を阻害する薬で、副作用がないと言います。
ここで気をつけないといけないことは、食べ物の脂肪の吸収を阻害するということです。
今ついてる脂肪を落とす効果ではありません。副作用としてはおならが臭くなる。おならと一緒に油が出る。ということをあげている人もいます。
医師も勧めておられる様子ですね。専門医に相談してみましょう。
薬を飲んでいるときは、脂肪の吸収が阻害されやすいということがあるのかもしれませんが、糖質をきちんと抑えないと体脂肪はついてしまいます。
そもそもの食欲と脂質の役割もある
サノレックスという薬が食欲を抑えるのはあると思いますが、その副作用も怖いですが、食欲はあくまでも身体が送るサインです。それが脳だけが感じていることなのか、本当に身体が欲しているサインなのかを感じられるようになればいいです。
薬に頼ってしまうと、本当の食欲のサインも感じなくなってしまうのではないでしょうか?
さらに、そもそも脂質は体脂肪にはなりにくいです。取りすぎはダメですが。優秀なエネルギー源でもありますので、ゼニカルなどで抑えるのは多少のダイエット効果はあるでしょうが、リバウンドのことを考えると、薬を飲むことをやめると元の黙阿弥です。
まずは、薬に頼らず、むやみに脂質を抑えるということでなく。栄養を考えて食べれば空腹にも悩まされず減量することはできます。
脂質の体内での働き、摂取の仕方について詳しく知りたい方はこちら
【まとめ】「脂質」の全て|糖質制限ダイエットを成功させる唯一の方法
八尾市でダイエット外来のある病院
仲谷整形外科クリニック
整形外科リウマチ科リハビリテーション科
大阪府八尾市光町1-64 オカダビル2階
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おおまえ内科クリニック
内科消化器科小児科糖尿病内科
大阪府八尾市南木の本3-45-5
電話番号
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まとめ
摂食障害など、どうしても仕方がない場合もあります。それは、理解できる。
しかし、一時期の薬に頼る生活は仕方ないかもしれませんが、誰も薬ずけになることを望んでいません。薬に頼らない身体作りを目指す指導をしてもらえればいいのですが、あまりそういったことを聞きません。