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【アンチエイジング、老化予防】活性酸素とスカベンジャーを簡単に理解する

投稿日:2019年11月11日 更新日:

「活性酸素」は老化や不調の原因となることは広く知られていると思います。

この記事では「活性酸素」が悪いものとしてどのように働くのか、どのようにして体から取り除いていけば良いのかを説明します。

活性酸素とフリーラジカルの違いとは?

活性酸素と聞くと「フリーラジカルでしょ?」という方もいらっしゃると思います。

同一のものとして、扱われることがありますが、厳密には違います。

そのことが活性酸素を理解する際に紛らわしくさせていることもありますので、まずはその違いを明確にしましょう。

一般的に「活性酸素」として扱われるのは、以下の4種類です。

活性酸素の種類

スーパーオキシド(スーパーオキシドアニオンラジカル)
ヒドロキシルラジカル
過酸化水素
一重項酸素

4つのうち、「フリーラジカル」なのは、「スーパーオキシド」と「ヒドロキシラジカル」の2種のみです。

活性酸素がフリーラジカルの代表格ということで、活性酸素と「フリーラジカル」が同じものとしてみられる結果になってしまっているだけです。

フリーラジカルとは?

フリーラジカル(ラジカル、イオン)とは、不安定で、安定を求めて、反応しやすい分子や原子の事をさします。

原子は原子核と電子で出来ていて、この電子は、図のように2つが対をなすことで、安定した状態を保っています。

フリーラジカルでは、対をなしていない電子(不対電子)があるので、非常に不安定になっています。不安定であるために、安定を求めて、他の物質から電子を奪おうという力が強くなります。

さらに、フリーラジカルは、電子が足りないだけ、不安定なだけではなく、他の物質から電子を奪い自らを安定させようとする性質があります。

逆に、電子を奪われてしまった体内の物質は、損傷したり、機能が止まってしまったり、破壊されてしまいます(いわゆる酸化)。

ただ体に悪影響を与えるだけでなく、免疫系ではこのフリーラジカルの特性を、体内に侵入した異物を攻撃する際に発揮しています。

取り込まれた酸素中、約2%があなたの体内で電子の欠けた酸素になります。これこそがフリーラジカルである活性酸素です。
フリーラジカルは安定を求めて、分子を壊す連鎖をつづけます。「還元」とは、不対電子が、ペアとなる電子を手に入れると安定した状態に戻ることを言います。

「電子e-を失う」ことが「酸化された」ことになります。一方、酸素は電子e-を受け取って酸化物イオンO2-になります。また、酸化・還元は同時に起こるので、酸素O2が「電子を得る」ことを酸素O2が「還元された」と定義します。

酸化と抗酸化

酸化:フリーラジカルが他の分子が持つ電子を奪う行為
抗酸化:フリーラジカルが安定化するための還元を促す行為

この還元の働きを持つ抗酸化物質を「スカベンジャー」といいます。

増え過ぎの活性酸素が問題

活性酵素と抗酸化のバランスが崩れると老化が進んだり、生活習慣や免疫力に異常が起こります。

生活習慣

パーキンソン病、白内障、アルツハイマー病 老人性萎縮症、動脈硬化、糖尿病、高血圧、 認知症、心不全、脳卒中、ガンなど

変性、免疫関連

変形性関節症、慢性炎症、膠原病 自己免疫疾患など

上記のような疾患のリスクが高くなってしまいます。

活性酸素は必ずしも悪い影響を与えるばかりではありません。実際に攻撃性が非常に強い活性酸素は体内に侵入したウィルスや細菌に対しても攻撃し撃退します。問題は増えすぎてしまって、健康な細胞まで連鎖的に「酸化」してしまうことにあります。

しかし、注意しないと、実生活において活性酸素を増加させる要因がたくさんあります。

活性酸素を増やす要因

ストレス
紫外線をよく浴びる
ヘビーな喫煙
過剰な飲酒
激しい運動
排気ガス

上記のような体に悪影響を与えるものに晒されると、体を守るために活性酸素が増えてしまいます。結果、ガンや筋力の低下、白髪の増加、シミ・シワなどの老化の原因になってしまいます。

酸化に抵抗する「スカベンジャー」

増え過ぎた活性酸素を除去する働きを持つもの、すなわち抗酸化作用のあるものを「スカベンジャー」と呼びます。
一部を挙げると以下のようなものがあります。

防御系消去酵素:
SOD
カタラーゼ
グルタチオンペルオキシダーゼ

低分子抗酸化物質:
ビタミンC
ビタミンE
リポ酸
尿酸
グルタチオン

結合タンパク質:
アルブミン
セルロプラスミン
トランスフェリン

抗酸化と運動について

運動不足は抗酸化力を低下させてしまいます。だからと言ってハードすぎる運動も活性酸素を増やしてしまう可能性もあります。なので、程よい運動を日常に取り入れながら、ハードな運動をした場合には、抗酸化作用のある栄養素を体内に取り込む必要があります。

体調や体重を見ながら、いきなり激しい運動をするのではなく、少しずつ強度を上げていくことが大事です。

抗酸化力と年齢について

特に40歳を越えると抗酸化力が衰えてしまいます。なので、積極的に抗酸化物質を摂取する必要があります。

代表的なものにとして、上記しましたが、ビタミンE、ビタミンC、CoQ10、αリポ酸、カロテノイド、ポリフェノール(フラボノイド)、メラトニンなどがあります。

まとめ

スカベンジャー酵素であるSODなどは、体内に存在する酵素ですが、加齢ともに作られる量が減少してしまいます。
さらに糖質の過剰摂取によって、スカベンジャー酵素も糖化されてしまいます。

活性酸素を除去する能力が低下しますし、糖化される過程においても活性酸素が発生してしまい負の循環が起こります。
なので、抗酸化物質を含んだ食材について理解して、食事から取り入れる必要があります。

  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。

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