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栄養

DNAのメチレーション:食事・栄養で病気を防ぐ?

投稿日:2019年10月3日 更新日:

DNA メチレーションって?

メチレーションとは数多くあるエピジェネティクスのメカニズムの1つです。

エピジェネティクス??

もう舌が回らない感じがしますね・・

エピジェネティクスとは、

DNAの配列によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムおよびその学術分野のことである。すなわち、細胞分裂を通して娘細胞に受け継がれるという遺伝的な特徴を持ちながらも、DNA塩基配列の変化(突然変異)とは独立した機構である。このような制御は、化学的に安定した修飾である一方、食事、大気汚染、喫煙、酸化ストレスへの暴露などの環境要因によって動的に変化する。言い換えると、エピジェネティクスは、遺伝子と環境要因の架け橋となる機構であると言える[1][2]。主なメカニズムとして、DNAメチル化とヒストン修飾がある。

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/エピジェネティクス より引用

遺伝子の配列が変わるような突然変異はなく、後天的な作用・環境によって遺伝子が変化するということ。変化を与える主な機序として、DNAのメチル化(メチレーション)があると。
💦

DNAは、シトシン、グアニン、アデニン、およびチミンと呼ばれる4つの塩基で構成されています。

シトシンには、1つの炭素と3つの水素原子を含むメチル基と呼ばれる化学単位を追加できます。

これが起こると、DNAのその領域がメチル化されます。そのメチル基を失うと、その領域は脱メチル化されます。

じゃ、「メチル化」が何をしてるの?というと・・・

メチレーション

遺伝子のオンとオフを切り替える(エピジェネティクス–遺伝子制御)
化学物質と毒素の解毒(生体内変化)
神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、エピネフリン)を構築する
ホルモンの分泌(エストロゲン)
免疫細胞(T細胞、NK細胞)を構築する
DNAおよびRNA合成(チミン別名5-メチルウラシル)
エネルギーの生成(CoQ10、カルニチン、ATP)
神経の保護(髄鞘形成)

に関わっています。

例えば、メチル化によって腫瘍の原因となる遺伝子の発現「スイッチがON」になるのが制御されるとガンを防ぐ可能性を持っています。DNAのメチル化に影響を与える要因についての研究が進められています。中には、食事や栄養状態もその要因に含まれているという結果もあります。
食事や住環境などに注意を払えば、がんや心臓病などの特定の症状や病気が起こる遺伝的リスクを減らす可能性があるということです。

ある研究では、胎児の発育中にDNAメチル化が非常に動的であることと、メチル化は生涯に渡って起こっているが、加齢ととも減少しているということもわかっています。年齢とともに、心身の不調や病気が起こりやすくなるのは、メチレーション(メチル化)の減少に原因がある可能性も示唆されています(引用URL)。

DNAのメチレーションと食事、栄養状態との関係

乳ガンを罹患した女性のがん細胞のDNAのメチレーションを調べた研究があります。(https://journals.plos.org/plosgenetics/article?id=10.1371/journal.pgen.1001043 )
アルコールをより飲む女性のほうが、メチレーションが減っている傾向にあるという関係性を見つけています。一方で、葉酸(folate)を十分に摂取している場合には、メチレーションの増加がみられたとも報告しています。
他にも、いくつかの栄養素がDNAメチレーションに影響を与える可能性があるということです。

例として

葉酸(folate)
ビタミンB12
ビタミンB6
コリン
メチオミン
ポリフェノール
大豆イソフラボン(ゲニステイン)

他にもビタミン、ミネラル、アミノ酸の過不足、水銀などの有害重金属、活性酸素、ウイルスなどの感染、ストレス、睡眠不足が直接的、間接的にメチレーションがスムースに進まない要因として挙げられます。

メチレーション異常だとどうなる?

メチレーションがうまく機能しないと以下のような症状に関連していると言われています。

自閉症、がん、線維筋痛症、慢性疲労症候群、糖尿病、肺塞栓症、二分脊椎、パーキンソン病、神経管欠損、アテローム性動脈硬化、免疫不全、ADD / ADHD、多発性硬化症、アルツハイマー病、認知症、化学性老人うつ病、アルコール依存症、嗜癖行動、不眠症、ダウン症候群、慢性ウイルス感染症、甲状腺機能障害、神経障害、再発流産、不妊症、不安、統合失調症、双極性、アレルギーなど

メチレーション異常は希?

DNAのメチル化は基本的な生体機能の一つと言えますが、多くの人が、メチル化プロセスの発生に不可欠な遺伝子に欠陥/変異/多型を持っているとされています。なかでも、DNAの合成・修復に大きく影響する『MTHFR C677T(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)』の遺伝子変異を持つ人は世界40%にも達すると言われます。

「遺伝子の変異」と聞くと、『ある日突然、スーパーパワーが手に入る!みたいなSFの世界?』みたいに捉えられるかもしれませんが、遺伝子の配列が変わるような「突然変異」のような特別な事ではなく、かなり多くの人にあるもの。

DNAは全く同じ一卵性双生児でも性格や罹患する病気に差があるのは、このメチレーションの影響が原因の一つだと考えられる。であれば、「体質」を決める要因ともいえます。しかも、コントロールできる。

  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。

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