酪酸菌(善玉菌)
クロストリジウム ブチリカム 属:Clostridium 種:butyricum
酪酸を作る細菌の総称。 酪酸や酢酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸を作り出し、腸内を酸性に傾けて、有害菌(悪玉菌)の発育を抑制します。
酪酸は大腸の重要なエネルギー源になり、酪酸が腸内の酸素を消費し、大腸内がビフィズス菌や他の善玉菌が棲みやすい環境をつくることができます。
期待される働き
●がんの抑制
●潰瘍性大腸炎の予防
●整腸作用
●ダイエットに最適な菌
●病気を防ぐ
短鎖脂肪酸とは
短鎖脂肪酸とは、酪酸、酢酸、プロピオン酸などの種類があり、大腸で腸内細菌によって作られる有機酸です。
ビフィズス菌も短鎖脂肪酸を作る代表的な腸内細菌です。
短鎖脂肪酸には、悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整える作用があります。
酪酸は、大腸のエネルギー源として使われたり、大腸が水分やミネラルを吸収するのを助けたりします。
酪酸は、大腸を健康な状態に保つために不可欠な短鎖脂肪酸です。
増やすには?
高脂肪食や炭水化物ばかりにならないように、偏らず食べましょう。
酪酸菌は生命力が強く、生きたまま腸に届くのも特徴です。
ぬか漬け、食物繊維、オリゴ糖なども積極的に摂るようにしましょう。