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40代・ダイエット

【果糖と果糖ぶどう糖液糖】「果糖」でダイエット失敗した3つの理由

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】フルーツに含まれる果糖 フルーツに含まれるから、「果糖」。 わかりやすいんですけど、誤解があります。 「果糖」もしくはフルクトースと聞くと、果物に含まれるので、健康やダイエットにも良さそうというイメージがありますよね。

「糖質制限中でもビタミンを摂取しないといけないけど、フルーツはどうなの?」

「フルーツに含まれる糖質って、体脂肪にどんな影響があるのか知りたい!」

この記事はフルーツ好きな私が糖質制限を実践してダイエットに成功した体験をできるだけわかりやすく説明してます!

【果糖と果糖ぶどう糖液糖】フルーツを絶ってまでダイエットした恐ろしい果糖

フルーツ大好きなんです。

バナナ、りんご、キウイ、パイナップル、ぶどう・・・・。季節になれば梨、柿、いちご、みかんなどなど。1日たりとも欠かしたことない。大好き。ちょっと前にフルーツだけで生活してるどこかの大学の研究者がテレビで出てた。

果実以外は口にしないって。

私もやれるもんならやってみたい。それくらいフルーツ好き。正確には「好きだった。」

そんな私がフルーツを絶ってダイエットに踏み切った理由とどうやって成功したかお話ししますね。

【果糖と果糖ぶどう糖液糖】ダイエットしてるつもりだった

フルーツってビタミン豊富じゃないですか?

レモンなんてビタミンCの塊だと思ってた。美容にもダイエットにも健康にもフルーツが最適って勘違いしてたんです。

ほとんどの食事を野菜とフルーツだけにしてた。

だから、体重も減って行くはずだったんです。

でも、数ヶ月前から全然。むしろ増えてる。

1年くらい前には45キロ、身長158cmでそんなに気にならなかったのに、今じゃ56キロ。

なんで?ほとんどご飯なんて食べてないのに。なんで体重が増えるのか全くわからない。

運動もすればいいんだけど、そんな時間もないし。どうせ続かないし。

【果糖と果糖ぶどう糖液糖】フルーツの恐ろしい罠

腰痛も治したかったこともあり、以前から新聞の折り込みチラシで気になっていた「ルリーズ整体」。

何度かチラシを見かけて気になって数枚チラシを溜め込んでは、捨てて。

そんな繰り返し。今回たまたま新聞のチラシをみたのが、神様がくれたチャンスと思って、躊躇する前に電話でカウンセリング申し込み。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】カウンセリングでわかった果糖の恐怖

フルーツ、つまり果実に含まれるから「果糖」。めっちゃ健康に良さそうなんですけど。実は違ってた。というか、多くの人が誤解してるはず。

「果糖」もしくはフルクトースと聞くと、果物に含まれるので、健康やダイエットにも良さそうというイメージがありますよね。実は一番脂肪に変わりやすい糖質なんだって。特に内臓の脂肪、脂肪肝の原因になるって教えてもらった。

もしかしたら私の肝臓も脂肪だらけ・・・

果糖の問題の前に

食品によく使われる果糖の種類について説明します。

果糖の種類(※日本農林規格 (JAS)引用)

・ぶどう糖果糖液糖:果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。

・果糖ぶどう糖液糖:果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。

・高果糖液糖:果糖含有率が 90% 以上のもの。

・砂糖混合異性化液糖:上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】あまり知らない砂糖の成分 

砂糖の主成分は、「ショ糖」と呼ばれる物質でブドウ糖と果糖が1分子ずつ結合した炭水化物(糖質)です。砂糖にも果糖が半分含まれています。

血糖値をあげるブドウ糖と血糖値をあげないけれど、中性脂肪になりやすい果糖が含まれますので、やはり注意が必要です。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】果糖摂取の問題とは? 

吸収される方法が違うから・・

少し難しい話になりますが、ブドウ糖はナトリウム依存性トランスポーターによる「能動輸送」です。一方で果糖は濃度が高い方から低い方へと移動する拡散という「受動輸送」です。

このため、小腸の吸収はブドウ糖の方が早くなります。

果糖を運ぶGLUT5は肝臓にしかありません。つまり果糖は肝臓にいかないと吸収されません。

ブドウ糖がエネルギーであるATPに変わる解糖系では酵素が働きます。この時ATPが十分に体に存在すると、酵素の働きにより解糖系でのATP産生がストップします。これを「ネガティブフィードバック」と言います。

果糖はこの酵素の働きがありません。体に十分のエネルギーがあるにも関わらず、果糖からアセチルCoAに代謝され続けます。(アセチルCoAに関してはこちらを参照のこと)

ATPとして使われない、余分なアセチルCoAは中性脂肪を増やします。

酵素からの抑制を受けないので果糖の代謝はブドウ糖よりも早くなり肝臓で代謝されますので、筋肉にグリコーゲンとして蓄えておくこともできません。

さらに果糖は脂肪酸合成を助ける酵素の働きも促進してしまいますので、脂肪肝になりやすくなってしまいます。

血糖値の上昇度合いを見ると「ブドウ糖>砂糖>果糖」ですが、中性脂肪値の上昇速度は、「果糖>砂糖>ブドウ糖」となります。
果糖は、ブドウ糖に比べれば血糖値はほとんど上昇させませんが、中性脂肪合成を促進させ、太りやすい栄養素と言えます。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】膵臓癌のリスク 

果糖はある酵素(トランスケトラーゼ) の活性を高めてしまいます。

この酵素はすい臓がんの増殖を促進してしまうのです。

また果糖を代謝させる酵素の一つは肝臓や小腸、腎臓に存在し、果糖との結合するスピードがとても早く、すなわち代謝されるのがとても早まり、ATPの減少を引き起こします。

またインスリン耐性が起こり、血糖値が下がりにくくなりますので、糖尿病のリスクとなります。

果糖は痛風の原因になったり、AGEsを生成したり、中性脂肪を増やして脂肪肝を誘発し たりなど、様々な問題があるのです。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】果糖が引き起こす他の病気 

糖尿病、血圧上昇(高血圧)、ビタミンとミネラル不足、心臓血管・肝臓の病気、癌、関節炎、通風などなど・・・

果糖の摂りすぎは、人間の代謝機能を狂わせてしまいます。ダイエット目的で減量をしている期間だけでなく、非アルコール性の脂肪肝のように重要な臓器の細胞に脂肪を増やしてしまいます。

いかがでしょうか?

果糖というとどうしても果物の糖分というイメージから健康に良いという風に捉えられがちですが、実際のところは悪影響の方が多いということがわかっています。

フルーツを摂りすぎるな!ということでなく、果糖を含む飲料水や食品には十分に気をつけてくださいということです。フルーツなら旬のものを適度に楽しんでください。

自身ではすごく頑張っているつもりでも、実は太るための努力をしてしまっていることにもなり兼ねませんので、プロの指導を仰ぐということも選択肢に入れるべきです。

【果糖と果糖ぶどう糖液糖】お菓子とかジュース類は注意が必要

画像:大塚製薬HPより

栄養成分
ポカリスエット ペットボトル 250ml /300ml/ 500ml / 900ml / 1.5L / 2L 共通
100mlあたりの栄養成分
エネルギー:25kcal / タンパク質・脂質:0g / 炭水化物:6.2g / ナトリウム:49mg / カリウム:20mg / カルシウム:2mg マグネシウム:0.6mg
電解質濃度
陽イオン(mEq/l) Na+:21 / K+:5 / Ca2+:1 / Mg2+:0.5
陰イオン(mEq/l) Cl-:16.5 / citrate3-:10 / lactate-:1
原材料
砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)
賞味期限
製造日より1年

大塚製薬HPより引用

実はフルーツには果糖が多くないんだって。

「果糖」という名前から、果物の糖分が果糖だと思っている方が多いかもしれません。しかし、いちごやバナナなど100gあたりに含まれる果糖の量はせいぜい2gほどしかありません。実は「砂糖」や「果糖ブドウ糖糖」などの糖類のほうが、果糖にの含有量が多い。

果糖や果糖ブドウ糖液糖入りの飲料水100mlには約1割程度の果糖が含まれていることが多いので、500mlのボトルには50mlの果糖が含まれている計算になります。

スポーツ飲料なんて、体にいいと思って飲んでるよね?ペットボトルのミルクティなんてお茶とミルクと砂糖だけって思ってたけど、よく見ると「果糖ぶどう糖液糖」が一番多く含まれてる。成分表示をみて恐ろしくなる。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。