糖質制限

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】ダイエットへの「果糖」の3つの悪影響

投稿日:2018年5月14日 更新日:

「糖質制限中でもビタミンを摂取しないといけないけど、フルーツはどうなの?」

「フルーツに含まれる糖質って、体脂肪にどんな影響があるのか知りたい!」

この記事はフルーツ好きが糖質制限ダイエットを成功させるために書きました。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】フルーツに含まれる果糖

フルーツに含まれるから、「果糖」。

わかりやすいんですけど、誤解があります。

「果糖」もしくはフルクトースと聞くと、果物に含まれるので、健康やダイエットにも良さそうというイメージがありますよね。

でも、これもイメージのみで実際は違います。

「果糖」という名前から、果物の糖分が果糖だと思っている方が多いかもしれません。しかし、いちごやバナナなど100gあたりに含まれる果糖の量はせいぜい2gほどしかありません。実は「砂糖」や「果糖ブドウ糖糖」などの糖類のほうが、果糖に含有量が多いことを知っておいてください。

果糖や果糖ブドウ糖液糖入りの飲料水100mlには約1割程度の果糖が含まれていることが多いので、

500mlのボトルには50mlの果糖が含まれている計算になります。

果糖の問題の前に

食品によく使われる果糖の種類について説明します。

果糖の種類(※日本農林規格 (JAS)引用)

・ぶどう糖果糖液糖:果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。

・果糖ぶどう糖液糖:果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。

・高果糖液糖:果糖含有率が 90% 以上のもの。

・砂糖混合異性化液糖:上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】あまり知らない砂糖の成分 

砂糖の主成分は、「ショ糖」と呼ばれる物質でブドウ糖と果糖が1分子ずつ結合した炭水化物(糖質)です。砂糖にも果糖が半分含まれています。

血糖値をあげるブドウ糖と血糖値をあげないけれど、中性脂肪になりやすい果糖が含まれますので、やはり注意が必要です。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】果糖摂取の問題とは? 

吸収される方法が違うから・・

少し難しい話になりますが、ブドウ糖はナトリウム依存性トランスポーターによる「能動輸送」です。一方で果糖は濃度が高い方から低い方へと移動する拡散という「受動輸送」です。

このため、小腸の吸収はブドウ糖の方が早くなります。

果糖を運ぶGLUT5は肝臓にしかありません。つまり果糖は肝臓にいかないと吸収されません。

ブドウ糖がエネルギーであるATPに変わる解糖系では酵素が働きます。この時ATPが十分に体に存在すると、酵素の働きにより解糖系でのATP産生がストップします。これを「ネガティブフィードバック」と言います。

果糖はこの酵素の働きがありません。体に十分のエネルギーがあるにも関わらず、果糖からアセチルCoAに代謝され続けます。(アセチルCoAに関してはこちらを参照のこと)

ATPとして使われない、余分なアセチルCoAは中性脂肪を増やします。

酵素からの抑制を受けないので果糖の代謝はブドウ糖よりも早くなり肝臓で代謝されますので、筋肉にグリコーゲンとして蓄えておくこともできません。

さらに果糖は脂肪酸合成を助ける酵素の働きも促進してしまいますので、脂肪肝になりやすくなってしまいます。

血糖値の上昇度合いを見ると「ブドウ糖>砂糖>果糖」ですが、中性脂肪値の上昇速度は、「果糖>砂糖>ブドウ糖」となります。
果糖は、ブドウ糖に比べれば血糖値はほとんど上昇させませんが、中性脂肪合成を促進させ、太りやすい栄養素と言えます。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】膵臓癌のリスク 

果糖はある酵素(トランスケトラーゼ) の活性を高めてしまいます。

この酵素はすい臓がんの増殖を促進してしまうのです。

また果糖を代謝させる酵素の一つは肝臓や小腸、腎臓に存在し、果糖との結合するスピードがとても早く、すなわち代謝されるのがとても早まり、ATPの減少を引き起こします。

またインスリン耐性が起こり、血糖値が下がりにくくなりますので、糖尿病のリスクとなります。

果糖は痛風の原因になったり、AGEsを生成したり、中性脂肪を増やして脂肪肝を誘発し たりなど、様々な問題があるのです。

【果糖と果糖ブドウ糖液糖】果糖が引き起こす他の病気 

糖尿病、血圧上昇(高血圧)、ビタミンとミネラル不足、心臓血管・肝臓の病気、癌、関節炎、通風などなど・・・

果糖の摂りすぎは、人間の代謝機能を狂わせてしまいます。ダイエット目的で減量をしている期間だけでなく、非アルコール性の脂肪肝のように重要な臓器の細胞に脂肪を増やしてしまいます。

いかがでしょうか?

果糖というとどうしても果物の糖分というイメージから健康に良いという風に捉えられがちですが、実際のところは悪影響の方が多いということがわかっています。

フルーツを摂りすぎるな!ということでなく、果糖を含む飲料水や食品には十分に気をつけてくださいということです。フルーツなら旬のものを適度に楽しんでください。

自身ではすごく頑張っているつもりでも、実は太るための努力をしてしまっていることにもなり兼ねませんので、プロの指導を仰ぐということも選択肢に入れるべきです。

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