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40代・ダイエット

ライザップなどで実践している「糖質制限」は危険?3つの真実

「糖質制限」という言葉は、もはや日常的に使われるようになりました。

ただ、ダイエット法として安全かどうかという話がいまだに付いて回ります。この記事では、糖質制限の噂についての真相、特にライザップなどパーソナルトレーニングと共に行われている「糖質制限」が危険かどうかについて書いています。

この記事でわかることは次の3つです。

この記事の3つのポイント

ライザップの糖質制限は危険かどうか

糖質制限が危険かどうか

糖質制限を安全に実施する方法

糖質制限が危険というのは嘘

糖質制限が危険ということは根拠がありません。私も個人的には2年以上糖質を制限しています。けれども至って健康です。
そして、当院でのダイエットの中心的な考え方は「糖質制限」を取り入れていますので、これまで数多くの女性が糖質制限を実践してダイエットに成功されています。そしてリバウンドもほとんどない状態です。

確かに、糖質制限を実践して気分が悪くなるという方が一定数以上はいます。その人たちが糖質制限が危険と言っている場合もあります。ただし、そういう方が糖質制限を正しく実践しているかということには言及されていません。

当院でも多くの方が糖質制限を実践していますが、中には気分が悪くなる方もいらっしゃいます。

そういう方に限って、糖質制限とカロリー制限を同時にやっちゃってます。痩せたい一心でとにかく炭水化物や糖質量を減らして、その上にお肉や魚を食べないということが多いです。ほとんどベジタリアンのような生活をしている場合が多いです。
テレビやネットでの「糖質制限が危険」という意見を聞いていると、正しい糖質制限をしているとは思えません。

「ためしてガッテン」でも糖質制限が危険と放送?

少し古い話になりますが、2016年7月6日(水)午後7時30分から、NHK の「ためしてガッテン」 の『追跡!糖質制限ダイエットの落とし穴』 という回で、糖質制限の落とし穴について放送されました。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

NHK の「ためしてガッテン」 の『追跡!糖質制限ダイエットの落とし穴』

要約すると、間違った糖質制限をすると体調を崩しちゃうということです。正しく糖質制限をやることでダイエット効果や糖尿病への効果があるという番組内容でした。確かにタイトルだけ見ると糖質制限ダイエットをやると不健康になってしまうという風に取れてしまいます。タイトルだけを見た人がためしてガッテンで糖質制限が危険だと言っていると思い込んでいることもあるかもしれません。

糖質制限が危険というのは有名な人の死亡の風評被害

糖質制限が危険というのは、糖質制限が広まり始めた頃に遡ります。2010年にノンフィクションライターの桐山秀樹氏が炭水化物を一切取らない厳しい糖質制限ダイエットを実践しました。3ヶ月で15 kg も体重が落ちたそうですが、その直後になくなってしまいました。そういう経緯もあって糖質制限が危険だという風評が起こってしまいました。

ここで注意しないといけないことは、桐山秀樹氏は重度の糖尿病だったということ。糖質制限を始めた頃には血管やその他の臓器がもうすでにボロボロになっていたということがあります。真相は明確になることはありませんが、次のような記事もあります参考になさってください。

デイリー新潮より(週刊新潮 2016年2月25日号掲載)
「糖質制限」桐山秀樹さんの死 パートナーが語る「糖質制限と死は関係がない」

ライザップが体に悪いというのは本当?

話は少し変わりますが厳しい糖質制限として代表的なのがライザップ。ライザップのダイエットの方法はトレーニング+糖質制限です。ライザップに通って体調崩したという話もよく聞きまし、ネットでもそういう話がたくさん載っています。

こちらも真実がどうかはその人にしかわからないです。しかし、これまで全く運動してこなかった人が週に2回も3回も約1時間の筋力トレーニングをやる上に、食事も制限する。それがその人に合った適切な運動量であったり強度であれば問題ありません。そして食事面でもそのトレーニングや筋力量に合わせた適切な栄養指導であれば問題ありません。

ライザップに代表される多くのパーソナルトレーニングを行っているジムでは、カウンセリングを担当する人とトレーニングを担当する人では違う場合がとても多いようです。個人でされているようなジムであればそのようなこともないのかもしれませんが、ライザップのような大手では当たり前のようにカウンセラーとトレーナーが違います。

カウンセラーとトレーナーが本当に密に情報を共有していればいいのですが、トレーナーが一人一人の状況を把握しているかと言うと・・・
ライザップのトレーニングの方法が体にいいか悪いかというのは置いといて、まずはあなた自身が週に2回もしくは3回以上のトレーニングを続けられるかどうかということを考えてもらいたいです。トレーニングを続けられないと言うのであればまず普段食べているものを反省してみてください。そのためのヒントとして糖質制限があると思います。

ライザップの糖質制限でリバウンドする理由?

ライザップに代表されるようなトレーニング+食事制限では、3パターンのリバウンドのリスクがあります。それはトレーニングを続けられない場合、食事を戻してしまう場合、トレーニングもやめて食事も元に戻してしまう、この三つのパターンがあります。

トレーニングを続けられない場合

トレーニングを続けられない場合には、プロのスポーツ選手が引退した後にブクブク太るのを皆さんご存知だと思います。まさしく同じ状況が起こってしまいます。トレーニングをしている間は消費カロリーが大きくなり多少を食べたとしても脂肪が燃焼していきます。だからダイエットが成功します

食事を戻してしまう場合

トレーニングを多少を強度を下げたとしても継続できているとしても、食事を元に戻してしまうと、消費カロリーがほとんど変わらない中で摂取カロリーだけが増えてしまうとリバウンドしてしまいます。だから厳しいトレーニングと厳しい食事制限の組み合わせをは、よほどのことがない限りリバウンドしてしまいます。

トレーニングもやめて食事も元に戻す場合

トレーニングをやめて食事を元に戻してしまうと、多くの場合にはリバウンドする。当たり前ですね。

ライザップ式のダイエット方法はとにかく「管理」です。その管理が外れてもトレーニングを続けて食事も制限できるのであればすごく有効だと思います。生活を整える素晴らしいきっかけになると思います。

しかし、健康的なダイエットをするのであれば厳しいトレーニングは必要ありません。ほんの少しの栄養の知識だけで健康に痩せることができます。そのための糖質制限です。

糖質制限での悪影響はあるのか?

個人的な意見になりますが、糖質制限での悪影響は身体や精神面では皆無です。糖質や炭水化物を普通に摂取していた頃は、たっぷり寝ても、朝起きる時にはなんだかだるい。お昼ご飯が終わるとすぐに眠気が止まらない。口癖が「疲れた」「しんどい」でした。
しかし今は、朝起きるのもすっきりですし、仕事していても疲れたとかしんどいとかということはありませんし、朝早くから夜を 頭もすっきりして、集中力も上がっています。

これは私だけの感想ではなくて、当院に来られて糖質制限を実践された多くの女性も同じようにおっしゃっています。
あえて悪い面があるとすれば、お米やパンを食べなくなるので、食事会や飲み会の時に気を使わせること。お肉や魚が増えるので、食費が高くなりがち。ということぐらいですかね。

お肉や魚が増えることで確かに食費が高くなるかもしれませんが、糖質制限を実践するとお腹がすくことが少なくなります。だから食事の回数も減るので、1回の食費が高くなるかもしれませんが1日の食費としては安くなるかもしれません。これは人によります。

子供の糖質制限が危険なの?

当院に来られるダイエット希望者の多くは子育て中のお母さんです。小さいお子さんから高校生、大学生のお子さんがいらっしゃるお母さん達です。お母さんたちが糖質制限を実践して体調の良さや体重の減り具合を見て、思われる事が一つあります。
「糖質制限は子供にもできるの」「子供が糖質制限しても安全なの?」ということです。結論から言うと子供でも糖質制限をした方がいいです。

ただし、成長期の子供の場合には大人の場合よりも食べるものに、細心の注意を払うことが必要になります。というのは成長に使うエネルギーというのは莫大です。これまで米や小麦から摂取されていたエネルギーを減らすわけですから、その分をタンパク質や脂質で補わないといけません。

子供の成長に必要なタンパク質や脂質の量というのは、ある程度の目安がありますが、個人差も当然あります。だから、子供に糖質制限をさせたいのであれば、炭水化物量を徐々に減らしていって、そのぶんお肉や魚、卵などのタンパク質やDHAやEPAなどの良質な脂質を徐々に増やす、という方法をお勧めします。

我が家でも子供が3人いますが、タンパク質の摂取にプロテインを取り入れたりしています。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。