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認知症・アルツハイマー病

軽度認知障害(MCI)とは?知っておきたい5つの症状

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37歳女性のケース

半年くらい前から、物忘れがひどい気がします。
テレビに出てくる芸能人の名前がわからない。しばらくぶりに会った友達の名前が出てこないなどということが続いています。

最近では、自宅の中で物を置いた場所を忘れたり、買い物に行っても足りているものがわからなくて、同じものを買ってきてしまったり。冷蔵庫に卵や納豆ばかりになってしまいました。やかんを火にかけたまま、忘れて他の家事をしてしまったりと、危険も感じています。

子供は小学校の低学年で、パートにも出ています。
仕事や育児でかなりのストレスを抱えています。疲れかなとは思いますが、認知症かも?と不安になっています。両親は健在ですが、祖母が認知症で施設に入っているので遺伝的なことも心配しています。

1度受診すべきでしょうか?

こういう質問を受けました。気になる場合は速やかに、かかりつけ医か物忘れ外来など専門医にご相談ください。

認知症かな?と疑った時に注意してほしいこと「軽度認知症」

軽度認知症はMCI(Mild Cognitive Impairment)ともいい、健常者と認知症の間の状態のこと言います。軽度認知症というのは、認知機能のうち1つの機能が低下している状態のことです。ただ、日常生活には支障がほとんどありません。
MCIの定義は以下の5つ。

MCI5つの定義

軽度認知障害

1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
2.日常生活動作は正常
3.全般的な認知機能は正常
4.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
5.認知症ではない

認知機能と時間の経過

軽度認知症(MCI)と認知機能と時間の経過


軽度認知症(MCI)は症状にもよりますが、回復することもあります。重症度への進行が遅くなることがあります。ここで適切な治療や食事、運動を取り入れれば、回復する見込みがあります。

認知症へ進行してしまうまでに、数年もかかってしまいますので、いつの間にか取り返しがつかないことになる前に予防が肝心です。

スーパー早期発見が必要なため、高齢の家族がいる場合は、家族が注意してあげるべきです。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。