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40代・ダイエット 腸活

『ヨーグルト=腸活』だと思っていませんか?

カウンセリングで、腸活について説明していると、「ヨーグルト食べてますよ?」と。

実は、この反応が一番多い😁

日本では、「腸活=ヨーグルト」が根付いているのかもしれません。

ヨーグルトや乳酸菌飲料のCMで、「腸にまで届く!」みたいなのが多いせいかもしれません。

「腸活」「腸内フローラ」「腸内環境」といえば、乳製品!となってしまっているかも。

ただヨーグルトを食べているだけでいいのか?

ヨーグルトを食べただけで、腸内環境は整うなんて思ってるなら、ちょっと考え直した方が良いと思います。

確かに、腸内環境は、食生活によるところが大きいですが、正しく実践するためにはポイントがあります。

腸活先進国のアメリカの事情も踏まえながら考えていきましょう。

アメリカの腸活とは

アメリカでは、ドラッグストアでもスーパーマーケットでも、サプリメントが手軽に手に入れることができます。

それだけでなく日本より健康意識が高いので、食品やお菓子、ドリンクなども腸活に適した商品がたくさんあります。

生きたまま腸に届ける「プロバイオティクス」

腸内環境を整えるのに有用な細菌を摂取できる食品のことを「プロバイオティクス」といいます。

ヨーグルトなどの発酵食品やサプリメントも含まれます。

生きたまま腸に届けるメリット

ほとんどの細菌は、強い酸である胃酸で殺されてしまいます。

生きたまま腸に届ける商品には、できるだけ多くの細菌を生きたまま届けるよう工夫がしてあります。

生きたまま腸に入ることで、腸内環境を整える有機酸を分泌してくれます。

そして、善玉菌が活発になるよう腸内の環境を整えてくれます。

善玉菌(有用菌)の代表格

腸内で活躍する善玉菌と言えば、ビフィズス菌や乳酸菌、酢酸菌、酪酸菌など。

これらの有用な細菌が作る乳酸や酢酸、酪酸、プロピオン酸などは、「短鎖脂肪酸」と呼ばれます。

腸内環境を酸性に傾かせ、有用菌が働きやすくします。
さらに免疫系や代謝系にも、重要な働きをし、健康にも役立っています。

発酵食品のメリット

発酵食品には善玉菌そのものを摂るプロバイオティクスと発酵過程で、酪酸菌などの有機酸を摂取することができます。

ヨーグルトだけでなく、和食には漬物、みそ、醤油、酢など発酵した食品がたくさんあります。

牛乳、乳製品のリスク

最初にお伝えしたように、腸活といえば、ヨーグルトに代表される乳製品。

日本でも、アメリカでもヨーグルト商品はとても充実しています。

アメリカでは、日本以上に、牛乳に含まれる「抗生剤」や「ホルモン剤」、牛乳たんぱくである「カゼイン」が引き起こすアレルギーや腸に炎症を起こしてしまうというリスクへの意識が高く、普通の牛乳に代わるミルクを使った商品も豊富にあります。

日本でも定着しつつありますよね。

・グラスフェッドミルク
・アーモンドミルク
・ココナッツミルク
・山羊や羊のミルク

細菌の餌 = プレバイオティクス

腸内の善玉菌のエサとなる食べ物をを「プレバイオティクス」と呼びます。

これの代表するものが「食物繊維」です。

詳しくはこちら!

【腸内フローラ】善玉菌を増やす「プレバイオティクス」の腸活効果とは?

続きを見る

腸内細菌を整えるためには

人の腸内に常にいる細菌の種類は、3、4歳までには決まってしまうといわれています。

なので、サプリメントや発酵食品であろうと、細菌自体を生きたたまま腸に届いても、それが自分の常在菌と違う種類であれば、定着することはほぼありません。

定着はしないものの、数日間は腸の中で常在細菌を助けることができるので、摂取しないより断然メリットはあります。

ただし、優先すべきは、自分の腸内環境を作っている有用な菌を活発にすること。

そのためにすべきことが、「食物繊維」を摂取するということになります。
なので、やたらと「食物繊維を食べて腸内環境を整える」ということが言われています。

食物繊維には2種類ある

・不溶性食物繊維
・水溶性食物繊維

これらについてくわしくはこちら!

【2種類の食物繊維】野菜を食べてりゃいい!なんて、もう古い。

続きを見る

食物繊維が豊富なお菓子も

ダイエットで間食、おやつは絶対にできないと思っていませんか?

最近では、低糖の商品もたくさんありますし、食物繊維が豊富に含まれてヘルシーなものもあります。

その一つがベジップス。

スーパーで売られているもの以外にも種類豊富にありますので、チェックしてみて!!
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&tag=sugitoshi-22&keywords=ベジップス&index=aps&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&linkId=23573ddbaca8044909e32280408a9246">ベジップス</a>

シンバイオティクスで効果アップ!

プロバイオティクスとプレバイオティクスを合わせて、シンバイオティクスと言います。

「シン」とは「共に」という意味です。
シンクロとシンフォニーとか。

ちなみに医師に処方される「抗生物質」は菌を殺しますので、アンチバイオティクスともいいます。

病原菌を抑えるために、必要なのですが、抗生物質を多用しすぎると、腸内細菌などの常在細菌にも影響があります。

まとめ

腸活といえば!ヨーグルト!!

だけではない。
むしろヨーグルトばかり食べてると、腸内環境も体調も崩してしまう結果になってしまいかねません。

プロバイオティクスとプレバイオティクス、理解して、有用菌が喜ぶ食事を摂ることです。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。