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40代・ダイエット 脂質

【ダイエット中の脂質の摂り方】1番効率的な脂肪の燃やし方

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「油が体にいいって言うけど、どうしてかわからない!」

「脂肪は口から入ってどうなってるのか知りたい!」

この記事は油をうまく摂取して健康や美容に活かしたいあなたのために書きました。

【ダイエット中の脂質の摂り方】「脂肪」は体内でどうなっているか?

脂肪の分解は膵臓から分泌される「リパーゼ」という酵素によって小腸で行われます。リパーゼによって脂肪は「脂肪酸」と「グリセロール」とに分解されます。小腸から吸収される栄養は基本的には水に溶けやすい形をとらないといけません。脂肪が分解された「脂肪酸」や「グリセロール」は基本的に水には溶けにくいですので、胆嚢から分泌される胆汁酸の働きによって「ミセル」と言う水に溶けやすい形になります。
小腸の壁を通り抜ける際にタンパク質と結合し「カイロミクロン」という形になってリンパ管と血管に入り全身へと送られます。

この「カイロミクロン」が筋肉へ行けばエネルギーに変わり、脂肪細胞へ行けば「リポタンパクリパーゼ」という酵素の働きにより「中性脂肪」いわゆる体脂肪として蓄えられます。

ちなみに糖質が多めに体内に入るとインスリンが分泌されますが、インスリンはこの「リポタンパクリパーゼ」の働きを活性化させてしまいます。

つまり糖質を多く摂取していると、それ自体が体脂肪の材料にもなるし、インスリンを分泌させ脂肪を体脂肪に変えやすくしています。脂肪の摂りすぎも、糖質の過剰摂取もどちらも血中の中性脂肪値をあげることになり、インスリンが存在することで体脂肪がつくスピードが加速してしまっています。

脂肪細胞に蓄えられた脂肪滴(中性脂肪)はその機能を保護するために、タンパク質で覆われるようになります。これを「ペリリピン」と言います。この「ペリリピン」は脂肪の分解を低下させてしまいます。さらに脂肪を増やしてしまいます。しかし、運動によりカテコラミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン)が増えると、脂肪の分解を加速させる作用があります。

脂肪を減らすダイエットをしようとすれば、ある程度の運動は効果があります。

【ダイエット中の脂質の摂り方】体脂肪が燃える仕組みは?

体脂肪が燃える仕組みを理解すればダイエットもより簡単に達成できると思います。脂肪細胞内に体脂肪に酵素(HSL:ホルモン感受性リパーゼ)が働きます。「HSL」が脂肪細胞内の体脂肪に働くと、脂肪酸とグリセロールに分解され、血中に出されます。血中に出された脂肪酸はエネルギー源として使用可能になります。

この「HSL」を活性化させれば体脂肪がより分解されると言うわけです。「アドレナリン」、「ノルアドレナリン」、「成長ホルモン」、「甲状腺ホルモン」などはこの脂肪細胞内の体脂肪を分解する酵素(HSL)を活性化させ、逆にインスリンは働きを抑えてしまいます。

糖質制限を実践すると血糖値が下がりやすくなります、正常血糖値を保つために「グルカゴン」と言うホルモンが分泌されるようになります。この際、エネルギー源を確保するために脂肪細胞内の「脂肪酸」を放出するために「HSL」を活性化させます。

【ダイエット中の脂質の摂り方】脂肪細胞からでた脂肪酸を燃やすには?

血中へ出された脂肪酸は様々な酵素の働きにより、複雑な経路を辿って細胞内のミトコンドリアに取り込まれることで、エネルギーに変換され燃焼されます。

ここでも糖質制限をして、運動を取り入れることで「カテコラミン」が分泌されますので、血中に放出された脂肪酸を効率よく燃やすことができます。

ダイエット中の脂質の摂り方:まとめ

糖質を摂取することで、脂肪が体にたまりやすくなることは明らかです。しかも、体脂肪を分解させにくくしてしまいます。
体脂肪を減らすためには糖質の摂取量を抑えることが第一条件です。さらに脂質摂取の適量を見極めて、適度な運動を取り入れれば、減量は可能です。
巷で流行っているような、激しいトレーニングとキュウリとモヤシだけしか食べられなうような無理なダイエットをする必要は全くありません。

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。