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認知症・アルツハイマー病

子供や孫に認知症の介護をさせない予防方法【認知症予防・改善】

私は東洋医学とはりきゅう治療と栄養指導とで認知症を予防するために日々施術を行っています。(もしくは軽度認知障害であれば回復する見込みのあるものもあります)

この記事わかることは次の2つです。

子供や孫に認知症の介護なんてさせてはいけない

認知症は予防できる

認知症予防に取り組むようになった理由

もう20年も前の話になりますが、私のおばについて。おばは49歳で軽度認知障害を発症しました。
近くに住んでいたこともあり、よく顔を合わせていました。頭が良くて看護師をしていて、体型もどちらかと言えば細身でした。

その当時は高齢化が進み始めたとはいえ、今ほど認知症についての世間での認識はなかったと思います。病気の名前も痴呆症と呼んでいました。
20代で結婚し、早くに2人の子供を産みました。その子供が2人とも成人して、やっと手がかからずに、楽ができると話していた矢先のことです。

徐々に進行する症状

はじめは、 スーパーへ行って買い置きしてあるのを忘れて同じものを買ってしまうという軽いものからでした。キッチンの下の引き出しには、同じケチャップや醤油がいくつか並んでいました。

今思えばそれぐらいの時に何かしらの治療を開始してればもっと違う結果があったはずです。その時の私は、鍼灸の学校に入ったばかりで、何もすることはできませんでした。

スーパーで同じものを買うぐらいの時は、まだ茶化したり冗談にしていました。
後で聞いた話によると、同じものを買うだけではなく、最寄り駅の名前が言えなくなったり、テレビに出てくる芸能人の名前が出てこなかったりという症状もあったそうです。

そうこうしてるうちに半年ぐらい経ったとき、警察から電話がありました。 何かあれば私の実家に連絡がくるようになっていたのと、携帯電話は、広がりつつあったと思いますが、まだまだ固定電話が活躍している時代でした。警察からの連絡は「おばが迷子になっている」ということ、「自宅への帰り方が分からない」ということ。

持ち歩いている手帳を見て自宅にかけてみたけれども誰もいないので、うちの実家にかかってきたということ。

壮絶な介護

今で言うと若年性のアルツハイマー病ということになるのでしょうが、おばが49歳で発症して、55歳の誕生日を迎えるまでには、表情は消え、目が虚ろになり、私のことだけではなく、実の姉妹の顔も名前もわからなくなることが多くなっていました。

そんな状態の葉を一にすることもできず、おじは仕事を早期退職して、時間の融通がきくバイトをしながら、面倒を見るようになりました。 介護保険が始まったのもそれぐらいで、介護を始めた頃は精神科の病院に入院させたり、施設でリハビリをしたりという状態だったと思います。

それでも、何度も同じことを聞いてきたり、曜日や時間の感覚がなくなったり、疎外感を感じて周りに当たったり、暴力的になったり、勝手に家を出て徘徊したり、知らない人について行ったり、帰って来れなくて警察のお世話になったり、お風呂やヤカンをかけたままにして危うく火事になりかけたり、自分の息子の顔が分からなくなったり、ご飯を食べたことを忘れたり、 ご飯の食べ方が分からなくなったり・・・

とにかく目が離せない。

よく子供に戻ったと思って世話すれば・・・などと言いますが、そんな生易しいものではありません。相手はあくまでも大人です。抱きかかえると重い、気に入らなければ辛辣な言葉で罵倒され、怒ると大人の力で叩かれます。子供と同じように行くはずがありません。

何より、「本人が記憶をなくしていくことに対する恐怖」、「周りで支えている実の姉や息子を含む家族や知人の記憶がどんどん無くなっていくこと」これらは耐え難い苦痛です。

そして末期のガンなどのように記憶が失われない場合であれば、「楽しい思い出」も作れるかもしれませんが、認知症の場合は新しい記憶からどんどん失われてしまいます。「最後に楽しい思い出」ということも叶わなくなってしまいます。
だから絶対に避けなければいけない病気だと思っています。

子供や孫にそんな介護させてはいけない

認知症は病気ですからなってしまえば仕方がないのかもしれません。しかし、私の見解と実績では、認知症の予防は可能です。回復も早期であれば十分に可能性もあります。
それでもまずお勧めするのは「予防」です。

認知症を予防する際のポイントは3つ。

脳への血流を良くする
血管の柔軟性を保つ
血液をサラサラにする

以上の三つのポイントを改善することで認知症は十分に予防できます。

『血流をアップするための9つの方法』について詳しく知りたい方はこちら

ちなみに、厚労省は2025年までに認知症患者の数は700万人にも達すると予測しています。少しオーバーな感じはしますが、それくらいの危機感を持てということです。
参考:https://info.ninchisho.net/archives/2666x

認知症の予防にはビタミンが欠かせない科学的根拠

認知症は遺伝によるものもあります。

金沢大学の日本医療研究開発機構のサイトより引用します。

ビタミンCがアポリポタンパクE E4保有女性の認知症リスクを下げる可能性を世界で初めて報告

金沢大学医薬保健研究域医学系脳老化・神経病態学(神経内科学)の山田正仁教授、篠原もえ子特任准教授らの研究チームは、認知症の強力な遺伝的危険因子であるアポリポタンパクE(アポE)E4を有する高齢女性において、血中ビタミンC濃度高値は将来の認知機能低下リスクの減少と関連することを世界で初めて明らかにしました。

とあります。ビタミンCは水溶性のビタミンです。個人によって摂取の量が10倍ほど違う場合があります。まずはご自身に不足しているもの、その量を把握することが必要です。

ビタミンの不足を検査するキットも購入できます。ネット経由なのでプライバシーも保護されます。ご両親や祖父母が認知症だという方は、ビタミンの不足を知っておくことも予防の第一歩だと思います。

ビタミンの検査キットについて詳しく知りたい方こちらからどうぞ。

ビタミン・ミネラル15種類の栄養吸収量がわかる尿検査キット【VitaNote】



とにかく、特効薬や効果的な治療法がない以上、予防第一の認知症。99%の人は「自分は大丈夫」と思っています。でも、日本の認知症患者の人口に対する割合は世界で1番です。

言い換えれば「自分は大丈夫」と油断している人がもっとも多い国と言えます。

なってからでは遅いから「予防を日課に」プログラム

肥満や関節の痛みであれば「なってから」でも回復の見込みは十分にあります。認知症の場合は「なってから」では遅すぎます。

認知症予防の当院での取り組み

血液検査結果を読む力をつける

食品の成分表示を読む力をつける

自律神経を整える

・血液検査の結果の見方を理解する

健康診断を受けると必ず血液検査を行うと思います。ほとんど全ての方が血液検査の表の見方を知りません。 血液検査の数値の意味を理解していただきます。カウンセリングの際は血液検査の結果をご持参ください。

・ 食品の成分表示の読み方を理解する

医食同源の言葉の通り、人の健康のほとんどの部分は食べるものによって左右されます。無意味なカロリー制限、減塩、コレストレロールのオフをやめましょう。普段何を口にしているかの理解が必要です。食品の成分表示の読み方を理解してもらいます。

・自律神経を整える

血流や血圧の調整は自律神経を介して行なっています。自律神経のバランスを整えることで脳や全身への血流がアップします。そのための整体とはりきゅう治療を行います。

認知症の予防が目的ですが、健康寿命を1日でも伸ばすためのプログラムです。 軽度認知障害(MCI) のケースでも回復が見込めるケースもあります。カウンセリングにてご相談ください。
健康寿命を1日でも伸ばすためのプログラム(認知症予防)について詳しく知りたい方はこちら。

物忘れ・はりきゅう治療(認知症施術)とは?

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  • この記事を書いた人

杉本敏男

大阪八尾市でダイエットと腰痛を栄養で解消する整体院を経営しています。身体だけでなく精神的な痛みや疲れも栄養を変えれば大抵は改善してしまいます。もしあなたがどこへ行ってもよくならない、痛みを抱えておられるのであれば当院へ一度、お越しください。